今日は仕事はなし
午後いっぱいサイクリングと決めて,さて何処へ行こう。
取りあえず都内方向へ向かう事にして出発。
うちから東に向かうには,いきなり家の前から500メートルほどの長い登り
ギーコギーコ、おっ,やっぱりニュータイヤは登りの漕ぎが断然軽いぞ
ギーコギーコ ギーコギーコ

ふと思いついてボロ市の時に見つけた
TRUNKさんに行ってみる。
基本的にアローの自転車を売るお店だそうですが,置いてある小物や古いものがまた魅力的です。
ここで見つけた写真のノートブック。自分としては珍しくものすごく欲しくなって買ってしまいました。
どうやって使おうか考えるのも楽しい。
普通にノートとして使う以外にも、会った人にサインもらうとか。
思い出して寄ってみて良かった
その後さらに東へ
途中青山のギャラリーに、これも思いつきで立ち寄ってから外苑へ
絵画館前あたりを意味も無く,強いていえば懐かしいのでうろうろ
その後新宿へ抜ける
都心を自転車で走るのは結構楽しい
交通は混沌としているけど、その方が自分が走るべきラインが見えやすくて走りやすい。
郊外の狭い路肩を車に気を使いながらひたすらまっすぐ走るより余程らくちん
混雑した駅の構内をすばやく歩くのと似ている
読みとひらめき,まず外れる事は無い
もちろん安全第一,すり抜けるような走りはしません、なるべく。
ふと思いついて新宿から青梅街道を西へ向かう
小さい頃住んでいた中野の裏路地を見たくなったのだ
鍋屋横丁近くの追分通り
久しぶりで記憶が曖昧すぎて見つからない
母に電話したり,地元の人に尋ねたりしてやっとたどり着く

この写真の横断歩道のあたりを三輪車で横断していてバイクにはねられました。右奥の電柱のあたりにあった病院に担ぎ込まれた事を良く覚えています。
それにしても,ありがちな話だけど子供の頃の記憶の道路はもっと大きな道だった。バイクが来るから急いで渡らなくちゃと必死で漕いでたのに間に合わなかったんだけどねえ。
はじめから間に合わなかったのか

おーい、ねこ君,俺はこの辺に昔住んでいたんだぜ。それにしてもここらは君の仲間が多いね
昔からそうだったかなあ
みんな近づいても逃げないけど可愛がられているんだね

善福寺川沿いを走る
この先は和田堀公園、大宮八幡に繋がります
僕は今ひとつ記憶が無いのだが、母によるとそこまでは散歩コースだったそう
歩くと結構あると思うのだが

その後,神田川に乗り換えてさらに西へ向かう
久我山駅のあたりでだいぶ暮れてきた
家路を急ぐ人,夕食の買い物帰りの人が盛んに行き交う
鳥も巣を目指してさえずりながらにぎやかに飛び交う
この時間にこういうところにいるのが好きです
とてもリラックスした気持ちになります
その後終点の井の頭公園まで走り,深大寺を抜けてさらに南下し多摩川を渡って川崎北部の自宅へ帰りました。
今回再確認したのは,やはり自分が都心から武蔵野にかけてのあたりが好きだと言う事。
同じ東京でも南の方はなんか暗いし。
中野のあとは武蔵野のかなり田舎の方で育ちました
神奈川に越して大分経ちますがこちらの方はいまだになじめません。
具体的に何が気に入らないかは表現しにくいのですが,強いて言えば町のたたずまいといったものでしょうか。地形的なものもあるかもしれません。
まあ,育った環境というのが一番大きいのでしょう
自分に取っての故郷のようなものなのでしょう